虎ノ門シェアハウスで行きたい祭り
虎ノ門はビジネス街ですが、神社やお寺が多く、和食屋や呉服屋もあり日本の伝統的な部分が今も息づいている街でもあります。ここでは虎ノ門で行われているお祭りについて、お話していきます。
芝大神宮で行われているだらだら祭り
港区芝大門1にある芝大神宮で毎年9月上旬から行われているだらだら祭りは「10日間だらだら続く」ことが名前の由来です。
「芝大神宮」は、1009年に造られた都内にある最古の神社のひとつです。昔は周辺がしょうが畑だったので「ショウガ祭り」「生姜市」とも呼ばれています。
今現在でも葉生姜の上の部分を結んだ「神明生姜」や「御前生姜」が300円~1,000円で祭り中に販売されています。奉納生姜を無料で配るのも有名です。
生姜は免疫機能に働きかけるので、夏バテが残っている人が生姜湯などにして飲むと疲れが和らぐかもしれません。
だらだら祭りの見せ場
だらだら祭りは毎年、神輿が最大の見せ場です。神輿連合渡御と呼ばれる各町会による神輿もあります。
ただ天候などにより出来ない年もあり、2008年は代わりににぎやかしとして奉納落語が披露されました。
神輿が出る場合は16台の神輿が道を練り歩くので、大変な盛り上がりになります。日本で一番長い祭りなので全国から観光客が訪れます。
芝大神宮自体が有名な神社だから1年中観光客が多いですが、祭りの時期は特に人が集まります。
だらだら祭りの内容
最大の見せ場は神輿ですが、それ以外にもだらだら祭りには見どころがあります。例えば、芝神宮の鳥居の前で金色の獅子頭などが披露されます。
また「だらだら祭りの期間限定の御朱印」もあるので、境内にコレクターが行列を作ります。豆札と呼ばれるミニサイズの札も人気です。
縁起物は他にもあり「千木箱」も人気です。3段になっているわっぱに大豆が入っていてゆらすとカラカラ音が鳴ります。たんすに入れておくと服が増えると言われていて、服が増えるから裕福な人に嫁げるという言い伝えがあります。
神輿や獅子以外にも見せ場があるので、是非参加してみましょう。9月11日から開催されることが多いです。世代を問わず性別も問わない人気の行事なので、訪れてみてください。
まとめ
虎ノ門で毎年やっているだらだら祭りはたくさんの神輿や御朱印、お札などさまざまな楽しみがあります。他のお祭りのように、期間中に忙しくて行けなかったということになりにくいので、余裕を持って参加できます!